駐日韓国文化院で先月9・10日、李允淑・韓国デザート協会会長を講師に招いた韓食文化体験イベント「春を彩る韓国の茶菓床」を開催、2日間で約50人が参加した。
当日は、韓国の茶菓子である「韓菓」を、ソウル大学陶芸学科出身の陶芸家が作製した茶器とともに堪能。李会長は、「目でも楽しめる韓菓と茶器の世界に触れていただき、韓日国交正常化60周年を若い方にも感じてもらえるよう準備してきた」としている。
イベントに参加した料理家の金妍貞さんは、「韓国の伝統的な菓子の文化について、日本で暮らしながら、別の角度から知ることのできるいい機会だった」と話す。
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東京ビッグサイト南展示棟で先月17~19日、「HOBBY COOKING FAIR 2025」を開催、韓国料理の体験教室で講師を務めたミンジョン・ソウルテーブルの池敏禎代表の教室Bブースには3日間で約150人が訪れた。
当日振る舞われたメニューは、「油揚げキムパサムマヨソース添え」「細ネギクリームチーズベーグル」「串ジョン」の各種で、定番料理から最新トレンドまでカバーされていた。
池代表は、料理教室「ニキズキッチン」(棚瀬尚子代表)の講師も務めており、自宅で韓国料理教室を開いているほか、都内の専門学校で調理の講師も務めている。
韓菓と茶器
池敏禎代表㊨によると、韓国で海苔巻きに使う沢庵は、日本のものより甘さが際立っている点が特徴 |