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最終更新日: 2025-12-15 12:00:00
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2025年12月15日 12:00
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「富豪方程式」3代続くお金持ちへの道 <第8話>
いまではなく、未来に向けて着実に投資する

 現在、世界中で過剰な流動性が仮想通貨や株式市場に流れ込み、21世紀に入って稀に見る大相場が展開されている。まさにこれだ。人生には、ある日突然「偶然を装った必然のチャンス」を掴む人がいる。それはどんな人たちか。それは、着実に準備を続けてきた人たちだ。何を準備してきたのか。私がいつも言う「富の方程式」で語る「規模」を準備してきたのだ。それはすなわち「富そのもの」を準備してきたことと同義である。
現在の市場は、AI革命が第三次、あるいは第四次産業革命と呼ばれるほどの、人類史に残る大躍進と期待に満ちている。株式市場は、市場の先行指標として、AIがもたらす無数の変化への期待感を先取りし、凄まじい上昇を噴出させている。私はこれを、1999年のITバブルをはるかに超える強力なバブルが形成されつつあると見ている。ITバブル当時も、市場に溢れた豊富な流動性がインターネット産業への途方もない期待を呼び、驚異的な上昇相場を演出した。しかし、わずか1年余りでその期待はしぼみ、泡と消えた。そのときに生き残った企業こそが、現在のGAFAM(グーグル<現アルファベット傘下>、アップル、メタ<旧フェイスブック>、アマゾン、マイクロソフト)である。そして今、彼らが地球をAI革命へと導いている。そこに決定的な触媒となった新興企業がOpenAIだ。だが、この企業も結局は上記4社から派生した存在と見るのが正しい。
2008年の金融危機は、「電気」を人類の新たなエネルギー源として本格的に創出し、石油の時代を電気の時代へと変えた。その変革は今も進行中だ。そして電気エネルギーが生み出した怪物こそが「人工知能」なのである。世界中が人工知能フィーバーに沸き、期待で膨れ上がっている。しかし、最初の狼煙となったOpenAIの動向を見ていると、やはりバブルはいつか崩壊し、大調整が訪れるだろうと予見する。理由は「速度」だ。市場と技術の進化、人間の利便性への応用・適用・適応、そして価値創出に至るまでの時間差は、常にバブルを沈ませてきた。今回も例外ではないと見ている。これは私がマクロの流れを見ての予測に過ぎない。だが、こうした環境の中でも、私たちは十分に「富を得るチャンス」を作り出せるのだ。 
歴史上、時代は常に危機の中から新しい新興富豪を生み出してきた。どんな人が新興富豪になれるのか。毎月一定額を積立式で投資できる商品がある。今は少し疎まれている二次電池(EVバッテリー)関連株を、10年、20年と積立で買い続けたらどうなるか。あるいは今、市場からかなり見放されている石油化学関連株、コロナを経てバイオ関連株も同様に冷遇されている。流通・小売、ゲーム関連株も同様だ。世界には自動車メーカーが数多くある。今後、彼らはどう成長していくのか。UAM(都市型航空モビリティ)、完全自動運転車、水素自動車、無人航空機などへと発展する可能性が極めて高い。結局、運送・物流企業も進化するが、それぞれが持つ強みを活かして進化・成長していくのが基本だ。
企業を「今」ではなく「未来」を見て着実に買い集めておけば、必ず来る未来の時代に主役となり、自分を富豪にしてくれる。なぜなら、発展は常に「より大きな付加価値」を生み出してきたからだ。トヨタ自動車がつぶれると思うか。現代自動車や起亜も同様だ。答えはノーだ。日本にも関連企業は現在も山ほどある。確かな未来を見据えて、そうした企業を先回りして積立投資しておけば、必ずあなたを富豪にしてくれる。造船も同じだ。船がなくなるだろうか。船が空を飛ぶと思うか。まだそれは難しい。では、どんな船が出てくるのか。環境対応船、無人船が生まれる。燃料は電気、あるいはより安全な新エネルギーを使うようになる。
こうした企業を厳選し、着実に集中投資しておけば、あなたも必ず「現金30億円」の主になれる。

●千周寧 世明投資戦略研究所代表。1963年韓国例川生まれ。大邱大学経済学科卒業。国立慶北大学MBA経営学修士。現代自動車全国販売王3連覇。四つの総合病院を経営。現在、三つの私募投資組合を保有。著書多数。

2025-12-17 5面
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