自動運転ソフトウエア開発スタートアップのライドフラックスは11月25日、京畿道華城市の自動運転実証都市で国内初となる自動運転レベル4カーシェアリングの実証運営に本格的に着手すると発表した。
同社が韓国交通研究院(KOTI、主管機関)、漢陽大学などとともに進めているプロジェクトの一環として実施される。国内で一般市民が利用可能な形で提供される初の大規模カーシェアリング実証サービスとなる。
同プロジェクトは2022年に始まり、第1、第2段階を経て、26年からは第3段階の一般市民向けの実証サービス運営が始まる。ライドフラックスはこの中で自動運転ソフトウエア開発、自動運転カーシェアリングシステムの設計・構築、サービス運営と実証全般を担う主要な主体として参加している。
26年3月から華城市セソルドン、南陽邑、マドミョン一帯に自動運転カーシェアリング車10台を配備し、実証サービスを開始する。27年までに追加車両を投入し、計20台規模に拡大運営する。
今回の実証サービスでは、地元の居住者、勤務者を対象に体験希望者を募集し、利用者が希望する場所で予約、返却できるカーシェアリングモデルとして運営される。
同社はこのプロジェクト以外にも、全国規模で自動運転サービスを急速に拡大している。済州特別自治道、世宗市、釜山広域市に続き、最近ではソウルまで自動運転バスサービスの提供地域を広げている。 |