韓国大手食品メーカーのCJ第一製糖と大手総合商社の伊藤忠商事は2日、食品関連分野で業務提携契約を締結したと発表した。
両社は韓日両国を含む海外市場で事業拡大を模索するほか、新商品開発、新規事業創出を共同で推進する。
CJ第一製糖は冷凍食品や韓国調味料などの製造・販売を手掛けている。世界60カ国以上で販売しており、中でも韓国と北米での冷凍餃子シェアは1位となっている。
日本でも「ビビゴ」ブランドで冷凍餃子やキンパなどの食品や、「美酢(ミチョ)」ブランドでビネガードリンクを展開している。
2019年には日本の食品会社「餃子計画」を買収し、大阪、群馬、秋田、福岡で工場を運営。千葉県木更津市に韓国食品メーカー初となる生産工場を今月新設し、稼働させている。
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