【ソウル】40度を超える記録的な猛暑に見舞われた韓国で、厳しい暑さが一転して和らいでいる。11日、ソウルの最低気温は24度まで下がり、朝晩には「秋の気配」を感じさせる涼しさとなった。全国各地に発令されていた最高レベルの猛暑特別警報もすべて解除された。
わずか数日前まで、ソウルでは40度前後の猛烈な暑さが続いていた。7日には日中の最高気温が40度(公式観測所基準)に達し、近代的な気象観測が始まった1907年以来、119年間で最も暑い「立秋」となった。
極端な暑さが急速に弱まった背景には、韓半島を覆っていた「二重の熱ドーム」の崩れがある。中国方面へ進んだ台風13号「ドルフィン」が韓半島の気圧配置を揺さぶり、これまで流れ込みにくかった比較的冷涼な空気が入り込むようになった。
気象当局によると、ソウルでは11日、3日連続で熱帯夜から解放された。熱帯夜は午後6時1分から翌日午前9時までの最低気温が25度以上となる現象を指す。