釜山市の東義大学東アジア研究所(李京珪所長)は同校第2人文館510号講義室で9月23日、「AIとメタバースを活用した多文化共生教育」と題し第31回学術セミナーを開催。約30人が参加した。
李京珪所長による主催者あいさつ(東義大学東アジア研究所提供)
李所長は開催あいさつの中で、テーマ設定のヒントをくれた李修京・東京学芸大学教育学部教授など、日本からセミナーに参加した関係者らに感謝を伝えた。
発表者と主題は以下の通り、(1)教育データと最先端技術が広げる学びの未来(鈴木直樹氏)(2)AIと人間(金日哲氏)(3)生成AIとVRを活用した地球市民育成のための外国語教育の提案(阿部始子氏)。
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釜山文化財団(呉在煥代表理事)は代官山「ヒルサイドテラス」内ヒルサイドプラザで9月26日、「2025韓日文化未来カンファレンス」を開催、約100人が参加した。 呉代表理事は開会辞で、「今回は”文化芸術で地域をつなぐ”をテーマに、美術・芸能を媒介にした地域・世代・文化をつなぐ新たな可能性を模索する機会になれば」と述べた。続いて町田一仁・朝鮮通信使縁地連絡協議会理事長が祝辞を述べ、「若い世代の参加者たちが、日韓の文化や歴史を学び、交流の懸け橋となるリーダーシップの発揮に期待している」とした。
発表者と主題は、基調講演「芸術は地域をどのように変化させるか」(北川フラム氏)以下次の通り、(1)社会参与芸術の観点から見た文化芸術を通した社会変化(チョ・ジュンヨン氏)(2)・(3)芸術が都市を動かすとき(野田邦弘氏、細淵太麻紀氏)(4)芸術と文化を通じた信頼構築と国際平和(吉本光宏氏)(5)・(6)世界が記憶する平和と連帯(ハン・ギョング氏、ホン・スンジェ氏、カン・ウォンチュン氏)。
9月26日、開会式での祝賀公演のもよう