民団中央の辛容祥・元団長の100歳を祝う「辛容祥先生の紀寿を祝う会」が20日、都内で有志15人が参加して開かれた。
辛・元団長は1925年6月22日生まれ。1994~2000年まで民団中央団長を務めた。在任中は地方参政権獲得運動に力を注いだほか、阪神・淡路大震災では在日同胞と日本人の区別なく、救援物資を支援するなどした。
会を進行した呂健二・前団長は、「大正・昭和・平成・令和と世紀を跨いで在日同胞社会に貢献された」と長年の功績を讃えた。発起人代表として孫京翼・前常任顧問は「遠いところからお祝いに駆け付けた人もいる。さらなる長寿を願っている」と述べた。乾杯の発声を行った金一雄・元栃木団長は「長きにわたりさまざまな支援をいただき、感謝している。次は110歳の祝いをさせてもらいたい」と祝福の言葉を贈った。
民団中央の辛容祥・元団長(前列中央)
の100歳を祝福する「辛容祥先生の紀寿を祝う会」の参加者たち