駐大阪韓国総領事館で公館寄贈者感謝式典

日付: 2025年07月08日 11時41分

 駐大阪大韓民国総領事館(陳昌洙総領事)は6月20日、韓日国交正常化60周年を記念し、同館で公館寄贈者感謝イベントを開催した。
当時の建設期成会会長が故・韓禄春氏で、遺族の柳寅浩氏をはじめ、約10人の遺族が参席、他に洪性仁・民団大阪本部常任顧問はじめとする民団関係者約60人が見守るなか、陳昌洙総領事は「故・韓禄春氏は心を一つにして建設に貢献しようという気持ちであったと聞いている。在日同胞の祖国への貢献を高く評価し、感謝の念を強くしている。今後も、総領事館は在日同胞とともにある」と述べた。
故・韓禄春会長の遺族である柳寅浩氏は、「新しい総領事館になっても、建設当時の貢献者の名前が刻まれた懸板を、この会館に設置していただき、当時の志を同じくした愛国者と父の思いが後世に受け継がれていくことに感謝する。今後も韓国の発展を心より願っている」と謝意を表した。
各遺族に花束と感謝状が贈呈され、在日の駐日韓国公館の寄贈ストーリー映像を観賞した後、〝ハンマウム〟と命名された5階ホールの懸板式が行われた。式典終了後、希望者は大阪・関西万博会場に移動、韓国パビリオンや海外パビリオンなどを見学した。(大阪=韓登)

感謝状を授与された故・韓禄春期成会会長の遺族である柳寅浩氏㊨と陳昌洙総領事


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